グレイセスエフ 称号マスターのメリット:永続スキルと戦闘強化の極意【テイルズオブグレイセスエフ リマスター攻略】

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称号システムにおける「マスター」の定義と重要性

『テイルズ オブ グレイセス f』の称号システムは、キャラクターの強化において極めて重要な役割を果たします。称号を装備して戦闘を行うとスキルポイント(SP)が蓄積され、称号レベルが上昇し、様々なスキルを習得できます。

マスター称号の基本効果とSPの仕組み

称号のレベルが最大(Lv M)に到達すると、その称号は「マスター称号」となります。

マスター称号を装備した場合、通常時よりも装備効果が強化されます。例えば、アスベルの称号「ゴージャススタイリスト」(習得スキル350個で獲得)は、通常時で「1000以上のダメージを半分にする」効果ですが、マスターすると「750以上のダメージを半分にする」に軽減効果が大幅に強化されます。

また、SPを貯めて称号レベルを上げることで、その称号に紐づいた特定のスキル(最大5段階まで)を習得できます。

永続スキル習得:マスタリーの最大の恩恵

称号をマスターすることの最大のメリットは、その称号が持つスキルをキャラクターが永続的に習得(スキルマスタリー)できる点にあります。

スキルは一度習得してしまえば、別の称号を装備したり、その称号を外したりしても、コスト(SPとは別枠)を支払うことで永続的に効果を発揮し続けます。これにより、キャラクターの基本ステータスを底上げしたり、特殊な戦闘能力(例:鋼体増加、CC増加、属性ダメージ軽減など)をカスタマイズして付与することが可能になります。

周回プレイやコンプリートへの影響

称号マスターは、やり込み要素や周回プレイにも直接影響を与えます。

  1. GRADEボーナス: 獲得した称号の総数や、マスターしたスキルの総数は、ゲームクリア時のGRADEボーナスとして加算されます。特に「マスタリースキル」の引き継ぎは2500 GRADEで購入可能です。
  2. いつか見たマスタリー: グレードショップで「いつか見たマスタリー」(20 GRADE)を購入すると、過去にマスターした称号を再度習得する際に獲得SPが2倍になる特典を得られます。
  3. トロフィーコンプリート: リチャードを除く全キャラクターは最終的に100個の称号マスターが目標となり、リチャードは70個マスターで最高ランクの「ゴッド・マスタリー」を取得でき、関連するトロフィー獲得にも繋がります。

優先度【高】:必ずマスターすべき最強称号のメリット

数ある称号の中でも、戦闘や育成効率に劇的な影響を与えるため、優先してマスターすべき称号が存在します。

1. CC上限を飛躍的に伸ばすマスタリー系称号

戦闘の要であるCC(チェインキャパ)の最大値を永続的に増加させる称号群です。称号マスター数に応じて獲得・成長し、マスターすることでCC上限が増加します。

称号名(アスベル例)獲得条件マスター時の装備効果CC上限増加スキル(マスタリー)
チーフ・マスタリー称号マスター5個CC上限+2エクシード (CC上限+1)
キング・マスタリー称号マスター50個CC上限+3CC上限増加スキル
ゴッド・マスタリー称号マスター100個CC上限+4CC上限増加スキル

※ソフィやシェリアなど女性陣は「クイーン」「ゴッデス」マスタリーが対応します。リチャードは称号マスター70個で「ゴッド・マスタリー」を獲得できます。

2. 難易度を劇的に下げるダメージ半減系称号

強敵や高難易度(カオスなど)のボス戦において、一撃死や大ダメージを防ぎ、戦闘の安定性を確保するために必須級の称号です。

称号名(例)獲得条件(習得スキル数など)マスター時の効果メリット
ゴージャススタイリスト (アスベル)スキル350個習得750以上のダメージを半分にするダメージソースを可能な限り半減。鬼門となるボス戦の難易度が変わる。
買い物ゴッド姉さん (シェリア)スタンプ1081個800以上のダメージを半分にするダメージ軽減効果が非常に強力。
時の野望人 (マリク)プレイ時間100時間以上800以上のダメージを半分にする継続的な被ダメージの蓄積対策として非常に有効。

※リチャードのみ、この系統のダメージ半減称号を習得しないため、パーティ内で単独で活躍させづらいという弱点があります。

3. 戦闘を楽しくするヒット数発動秘奥義系

特定の称号をマスターし、スキルを習得することで、エレスライズ状態に入らずとも、コンボヒット数に応じて秘奥義を発動できるようになります。

このシステムは『グレイセス f』の戦闘を象徴するものであり、戦闘をさらに楽しくしてくれます。

秘奥義レベル称号名(アスベル例)獲得条件例ヒット数条件(連携中L1)
Lv1秘奥義カルタコレクター魔法カルタ30枚所持25ヒット以上
Lv2秘奥義アーツファイターA技の魂称号を全て習得50ヒット以上
Lv3秘奥義ラストサムライレベル200到達75ヒット以上

この条件は全キャラクターで共通しており、一度スキルを覚えたら称号を切り替えても永続的に使用可能です。

称号マスターはゲーム全体に影響する

称号をマスターすることで得られるスキルは、戦闘能力の向上以外にも、育成の隅々まで恩恵をもたらします。

状態異常防止とCC回復

ポイズンガードやバーンガードなどのガード系称号は、通常時では特定の状態異常(猛毒、火傷など)を防止する効果がありますが、マスター時にはそれに加えてCC回復効果が付加されます。

例えば、アスベルの「シールガード」は、通常時「封印防止」ですが、マスターすると「封印防止+CC回復」のメリットが得られます。リチャードのガード系称号も同様に、マスターすることでHP回復効果が付加されます。

ステータス補正と成長

称号のレベルが上がると、キャラクターの基礎ステータス(HP、攻撃力、防御力、CCなど)にボーナス補正がかかります。特にストーリー進行で手に入る称号は、序盤から高レベルのステータスアップスキルを習得できるものが多いです。

例えば、アスベルの初期称号「わんぱく坊主」はマスター時「命中+8%」で、Lv5スキルとして「パリヒール」(回避時にHP回復+3%)を習得できます。また、ソフィの「花の名の少女」はマスター時「防御力+8%」です。

特殊効果を付与する称号

特定の称号をマスターすることで、戦闘中の特殊なアクションにメリットが付加されます。

  • 「光の抜刀剣士」(アスベル): マスター時、全ての攻撃で暴星バリアを砕けるようになる。通常時はA技初段のみです。
  • 「I.T.E」(アスベル): マスター時、80以下のダメージで仰け反らないというのけぞり防止効果が得られます。
  • 「護り抜く者」(アスベル): マスター時、秘奥義のダメージが40%増加します。