【シンフォニア】 初心者攻略ガイド|まず知るべき基本システムまとめ【テイルズオブシンフォニア リマスター攻略】
セーブポイントについて

ゲームの進行状況を保存する機能は、テイルズオブシンフォニアでは「記憶陣」と呼ばれています。セーブを行う場所は、この「記憶陣」が設置されているタウンやダンジョン内、あるいはダンジョンの外であるフィールドマップ上の2種類があります。
本作にはオートセーブ機能が存在しないため、進行不能を防ぐためにも、記憶陣を発見したら常にセーブする習慣をつけることが重要です。
セーブ機能の基本仕様
- 名称: セーブポイントはゲーム内で「記憶陣」と表記されます。
- オートセーブ: オートセーブ機能は存在しないため、セーブは手動で行う必要があります。
- フィールドセーブ: 街やダンジョンの外であるフィールドマップ上では、記憶陣とは無関係に、メニュー画面からいつでもセーブが可能です。
- 記憶陣の場所: 記憶陣はタウン(街や村)やダンジョン内に設置されています。外見は白く光っており、見つけやすい見た目をしています。
封印された記憶陣とメモリージェム

ダンジョン内には、機能が停止し、光っていない「封印された記憶陣」が多く存在します。
- 解放方法: 封印された記憶陣は、アイテム「メモリージェム」を使用することで解放できます。
- 解放後の機能: 解放後は通常の記憶陣と同じ機能(セーブポイント)として使用可能です。
- メモリージェムの入手: メモリージェムは、封印された記憶陣があるダンジョン内の特定の「敵シンボル」を倒すと必ずドロップします。
- メモリージェムの仕様: メモリージェムを落とす敵シンボルの位置はダンジョンごとに決まっています。敵を倒した際には、通常のドロップ品とは別のウィンドウで「メモリージェムを手に入れました」と個別に表示されます。
詰みセーブを避けるための注意点
基本的にセーブによってゲームが進行不能になる場面は少ないですが、メインストーリーの終盤に存在する以下の2箇所では、セーブのタイミングやスロット管理に特に注意する必要があります。
1. 救いの塔地下
- このダンジョンは、一度入ると最奥部の連戦ボスを倒すまで外に出ることができません。
- ダンジョン内の最後のセーブポイントでセーブした場合、もし戦力が不足していると、レベル上げに戻る機会がないため、ボスを倒せない戦力でセーブするのは避けるべきです。
2. ヴェントヘイム(ラストダンジョン)でのクリアデータ管理
- ラスボスを倒した後にセーブする「クリアデータ」は、ロードすると2周目(ニューゲーム)が強制的に始まってしまう仕様です。
- ラスボス撃破前に通常のスロットに保存した「クリア直前のセーブデータ」(やり込みデータ)に、クリアデータを上書きするのは厳禁です。
- クリア後の世界を探索できるように、ラスボス撃破前のデータと、撃破後の「クリアデータ」は必ず別のスロットに保存する必要があります。
セーブデータの管理推奨事項
記憶陣に関連するキャラクター効果
- リフィルのEXスキルLV2「パーソナル」をセットしている場合、記憶陣(セーブポイント)で回復を行う際のTP消費量が1になる効果が得られます。
スキットとは?

スキットは、戦闘や攻略とは別に、キャラクターたちの日常や心情、世界観の背景を深く知るための重要な会話システムです。ほとんどのスキットは一度見逃すと再発生しない「期間限定」であるため、ストーリーの進行に合わせてこまめにチェックすることが重要です。また、特定のスキットを見ることで、キャラクターの好感度を調整したり、限定の称号を獲得したりするメリットがあります。
スキットの基本仕様と種類
スキットは、メインストーリーやサブイベントに関するキャラクターの会話を見て楽しむことが目的であり、基本的にはゲーム内で能力が上昇したり、武器などがもらえたりすることはありません。
スキットの発生形式は、以下の3種類に分類されます。
- 自動で発生するもの
- 画面左下に(ボタンを押すよう)表示されて発生するもの
- フィールドの光の輪に入ると発生するもの(フィールドスキット)
フィールドスキット以外のスキットは392種類、フィールドスキットは40種類が存在します。
好感度を左右するフィールドスキット
フィールドスキットは、フィールド上に設置された「光の輪」の中に入ると自動で発生する特殊な形式です。
特徴とメリット
- ロイドと特定のキャラクターの1対1の会話として進行します。
- 会話の最中に必ず2択の選択肢が出現します。
- 選択肢の一方を選ぶと特定のキャラクターの好感度が上昇し、もう一方を選ぶと好感度が変化しません。
- どの選択肢を選んでも好感度が減少することはないため、積極的に利用して特定のキャラクターの好感度を上昇させることが効果的です。
発生条件
- 対象となるキャラクターが現在パーティーにいない場合、光の輪そのものは発生しません。
- シルヴァラント世界とテセアラ世界にそれぞれ20種類ずつ、合計40種類がフィールドに設置されています。
- フィールドスキットについて、ゲーム内での説明は存在しないため、光の輪を見かけたら入るようにしましょう。
発生条件と期間限定性
スキットのほとんどは期間限定で発生するため、取り逃しがないように注意が必要です。
主な発生トリガー
- メインストーリーの進行に合わせて発生します(ほとんどのスキットがこれに該当します)。
- 攻略中のダンジョンに一定時間経過することで発生することもありますが、クリア後にダンジョンを訪れても発生しません。
- 特定のキャラクターの好感度が1位のときに発生するものがあります。
- サブイベントで入手した称号を装備して宿泊や料理をすると発生するものがあります。
- 特定のキャラクターが宿泊したり、料理をしたりすると発生するものがあります。
- 特定の場所に近づくと発生するものもあります。
- クリア間際に発生するスキットだけは、期間限定ではないという例外があります。
時限性の高い個別スキットの例
特定の行動がフラグとなり、期間が短いスキットや、特定のイベント以降発生しなくなるスキットが存在します。
- スキット「変なリフィル」: 救いの小屋にいる司祭長から「スピリチュア像」の話を聞いてしまうと発生しなくなります。必ず、話を聞く前にパルマコスタ人間牧場の南にある「ソダ遊覧船乗り場」に近づく必要があります。
- スキット「マスターボルトマン」: 「ボルトマンの術書」を入手した後、マナの守護塔の最深部にあるワープポイントに進むまでの期間限定で発生します。ワープポイントに進むとコレットが話せなくなるため、発生しなくなります。見るためには、ボスを倒す前に一度塔の外に出て、フィールドで一定時間経過する必要があります。
- スキット「味覚が戻った!」: プロネーマを倒した後にフウジ山岳からフィールドへ出て、戦闘終了後にコレットが料理を作ると発生します。メルトキオに入るまでの、特に期間が短いスキットであるため注意が必要です。
- スキット「だますよりだまされろ」や「海底遺跡」: ユアン達と出会った後、一度パルマコスタ人間牧場からフィールドへ出ると発生します。ボータに話しかけて絶海牧場へ移動してしまうと発生しなくなるため、絶海牧場へ向かう前に確認することが推奨されます。
- スキット「小さな第一歩」: イセリア人間牧場攻略後、イセリアのリフィルの家の前にいるリフィルに話しかけてから、南口でコレット達と会話するまでの期間限定で発生します。
称号を獲得できる特殊なスキット
スキットを見ることは基本的に会話を楽しむことが目的ですが、例外として4種類の特定のスキットではキャラクターの「称号」が獲得できます。
- 獲得称号: ゼロスの称号「アホ神子」を獲得できます。
- 発生条件: ミズホで副頭領と会話した後、ミズホ内で一定時間経過すると発生します。
- 注意点: 期間限定イベントのため、このタイミングで獲得することが推奨されます。
- 獲得称号: プレセアの称号「にくきうまにあ」を獲得できます。
- 発生条件: コレットが誘拐されてプレセアの意識が戻った後、フィールドで発生するスキット「にくきゅー」を見ることで獲得できます。
- 注意点: このスキットは期間限定かつ期間が短いため、見逃さないよう注意する必要があります。
にくきう
- 獲得称号: リーガルの称号「にくきゅうだんでぃ」を獲得できます。
- 発生条件: コレット奪還後、「にくきゅー1」を発生させた状態で、フィールドでスキット「にくきう」を見ることで発生します。
- 注意点: このスキットはフィールドでしか発生せず、期間限定かつ期間が短いので注意が必要です。
父さんの肩車
- 獲得称号: クラトスの称号「お父さん」を獲得できます。
- 発生条件: クラトスルートを選択すると必ず発生します。
過去のスキットの確認方法
一度発生させたスキット(一部を除く)は、シルヴァラント世界のイセリアの北東にある「ねこにんの里」で確認することが可能です。
- 確認可能数: 全392種類のうち381種類のスキットをリストで確認できます。
- 確認機能: 発生させていないスキットもリストに表示され、確認することが可能です。
- 確認できないスキット: 称号が獲得できるものや、自動で発生する特殊なスキットなど、残り11種類のスキットは里のリストには含まれません。
- 解放条件: 1周目では、ゲームのクリアデータがセーブスロットにある状態で、ねこにんの里の「長老」に話しかける必要があります。2周目以降であれば、シルヴァラント世界でレアバードを使えるようになってから確認できます。
サブイベントとは?

サブイベントとは、メインストーリーの道中で、街や村、ダンジョンなどで発生する、物語の主筋以外のイベント群を指します。これらはゲームのクリア自体には必須ではありませんが、キャラクターの深掘りや、特定のやり込み要素を達成するために重要な役割を果たします。
ほとんどのサブイベントは期間限定で発生するため、メインストーリーを進めてしまうと二度と発生しなくなる可能性があり、回収漏れを防ぐためには事前の計画的な進行が重要となります。
サブイベントの基本定義と注意点
サブイベントは、主にタウン(街・村)やダンジョンで、メインストーリーを進める過程で自動的、または特定の条件を満たすことで発生します。
発生時期とリスク サブイベントのほとんどが期間限定で発生します。ストーリー終盤に発生する一部の隠し要素に関連するイベントは期間限定ではない例外もありますが、基本的には後回しにすることは避けるべきです。
ゲーム内管理機能の欠如 ゲーム内には、現在発生可能なサブイベントや、その発生場所、進行状況などを確認するための機能(クエストログなど)は一切存在しません。全てのサブイベントを網羅したい場合は、外部の攻略情報を参照する必要があります。
メインストーリーとの関係 メインストーリーを純粋に楽しむことが目的であれば、サブイベントをプレイしなくても問題ありません。
サブイベントの構成要素と目的
サブイベントは、世界観の深掘りのみならず、様々な報酬や影響をもたらします。サブイベントは、以下の5種類の要素が組み合わさって構成されています。
会話イベント 全てのサブイベントで必ず構成要素として含まれており、世界観やキャラクターの背景、ストーリーの深掘りを楽しむことが目的となります。
好感度変化 特定のサブイベント内での行動や選択によって、主人公ロイドに対するキャラクターの好感度が変動することがあります。これは、特に終盤のイベントで最終的な仲間を決定づける要素となります。
称号獲得・アイテム入手 特定のサブイベントをクリアすることで、キャラクターの「称号」を獲得できたり、貴重な「アイテム」や「料理のレシピ」を入手できたりします。
ボス戦の発生 強力なボスと戦うイベントが発生することもあります。魔装備集め後のボス「アビシオン」戦や、隠しダンジョンの攻略などがこれに該当します。
期間限定要素に関する重要な指針
ほとんどのサブイベントは期間限定ですが、やり込み要素に関連する一部のイベントは、ストーリー最終盤でも挑戦することが可能です。
いつでも挑戦できる要素(終盤に間に合うものが多い) 隠しダンジョン、強敵、および最強武器の入手に関連するサブイベントのほとんどは、期間限定ではないため、ストーリー最終盤(クリア直前)になってからプレイしても間に合うことが多いです。
絶対に注意すべき期間限定の例外 最強武器の入手に関連するサブイベントのうち、以下の2つは期間限定となるため、取り逃しが発生しないよう特に注意する必要があります。
料理とは?

料理システムは、パーティー全員のHPやTPを回復させるための重要な手段であり、攻撃力上昇や状態異常回復といった付加効果を持つものもあります。
戦闘中にHPやTPが不足した際に役立ちますが、1回の戦闘(逃走も含む)につき1回のみ使用可能で、連続での使用はできない点に注意が必要です。
料理の基本仕様と利用条件
料理を実行するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- レシピの所持: 料理のレシピを持っている必要があります。レシピはサブイベントや各地のタウン(街や村)にあるオブジェを調べることで入手できます。レシピがない場合、食材を所持していても調理はできません。
- 食材の所持: 料理に必要な食材を持っている必要があります。
- 使用制限: 前回料理を使用してから、1回以上戦闘を行っている必要があります(逃走した場合でも可)。
また、料理によるHPやTPの最終的な回復量は、その料理の基本性能に、使用した食材の効果分が加算されて決定されます。
食材の分類と効果
料理に使用する食材はいくつかの系統に分類されており、それぞれHPやTPに特定の回復効果をもたらします。
HPとTPの両方を回復させる食材:
- フルーツ系: HP+3%、TP+3%の効果があります。
- その他の食材: たまご、チーズ、ミルク、のり、こんぶ、とうふ、こんにゃく、みそなどが該当し、HP+3%、TP+3%の効果があります。
HPを主に回復させる食材:
- 肉系: HP+5%の効果があります。
- 主食系: HP+3%の効果があります。
TPを主に回復させる食材:
- 野菜系: TP+5%の効果があります。
- ソディ系: TP+3%の効果があります。
料理熟練度システムの解説
料理の熟練度は、各キャラクターに全24種類の料理ごとに設定されているパラメータです。
熟練度の定義と上限
各キャラクターには、料理ごとに最大レベル(上限)が設定されており、最大7レベルまで上昇します。料理が上手なキャラクターはその最大レベルが高く、下手なキャラクターは低いという仕様です。例えば、サンドウィッチの場合、得意なジーニアスは最大レベル7ですが、下手なリフィルは最大レベル2となります。
現在の熟練度や最大熟練度は、メニュー画面の料理項目から確認できます。最大熟練度は星マーク(中抜き)、現在の熟練度は黄色の星マークで表示されます。
熟練度上昇の仕組みと影響要素
料理の熟練度は、料理を作るごとに蓄積されるポイントによって上昇します。
- 熟練度の上昇: 3ポイント蓄積されると熟練度が1上昇します。
- 成功時: 成功すると1ポイント獲得します。
- 失敗時: 失敗すると2ポイント獲得します。
熟練度を効率的に上げるためには、失敗する方が獲得ポイントが多いため、意図的に失敗を狙う必要があります。料理の成功率に影響する要素は、現在の熟練度、使用する食材の数、そして料理を作成するキャラクターの幸運ステータスです。幸運ステータスが低いほど失敗しやすくなります。
熟練度を上げるメリット
熟練度を最大まで上げることには、主に2つのメリットがあります。
- 称号「料理マスター」の獲得: 全24種類の料理の熟練度を最大まで上昇させたキャラクターをパーティートップにした状態で、アルタミラのホテル3Fにいるワンダーシェフに話しかけると、サブイベント「料理マスター」として称号を獲得できます。全キャラクターの称号をコンプリートする場合、合計216種類(24種×9人)の熟練度上げが必要です。
- 料理の成功率と効果の上昇: 熟練度が上がるごとに料理の成功率が高まります。成功した場合、HPやTP回復といった効果が高くなるメリットがあります。なお、料理が得意なジーニアスなどは、熟練度を上げなくても高確率で成功する傾向があります。
仲間になるキャラクターについて

本作では主人公のロイドを含め、総勢9人のキャラクターが仲間になります。物語の進行に応じて加入や離脱を繰り返しますが、ロイド以外のメンバーは一時的、あるいは永久にパーティーから離脱する期間が存在します。
ここでは、各キャラクターの加入条件や離脱期間、および戦闘における特徴や役割について整理して解説します。
加入と離脱の基本ルール
パーティーメンバーの加入と離脱には、全キャラクターに共通するルールと、特定のルートによって変化する要素があります。
- 総人数: 仲間になるキャラクターは全部で9人です。
- ロイドの仕様: 主人公であるロイドは、ゲームを通じてパーティーから外れる時期はありません。
- 永久離脱: クラトスとゼロスは、物語の分岐ルートによってどちらか一方が必ず永久離脱することになります。
- 一時離脱: コレット、ジーニアス、リフィル、しいな、プレセア、リーガルの6名は、ストーリーの展開上で一時的に離脱することはあっても、永久に離脱することはありません。
- 救いの塔地下での仕様: ストーリー終盤、「救いの塔地下」ではロイド以外の全員が一時的に離脱しますが、その後のボス戦で全員が再加入します。
クラトスとゼロスのルート分岐
本作では「クラトス・アウリオン」と「ゼロス・ワイルダー」のどちらか一方が最終的なパーティーメンバーとなります。基本的に二人が同時にパーティーメンバーとして戦闘に参加することはありませんが、一部のイベント(イセリア人間牧場など)でのみ一時的に共闘する期間が存在します。
- シルヴァラント編: 最初はクラトスがパーティーに加入しています。
- テセアラ編以降: クラトスが離脱し、代わりにゼロスが加入します。
- 最終的な分岐:
- ゼロスルート: 通常の進行ではこちらになります。ゼロスが最終メンバーとなり、クラトスは加入しません。
- クラトスルート: 特定の条件(フラノールの雪見イベントでクラトスを選択)を満たすと、ゼロスが永久離脱し、代わりにクラトスが再加入します。
各キャラクターの加入条件と離脱期間
各キャラクターが正式に仲間になるタイミングと、一時的にパーティーから外れる期間は以下の通りです。
ジーニアス
最も長く同行するキャラクターですが、数回の一時離脱があります。
- 加入: ゲーム開始時、イセリアの学校から出ようとするタイミングで加入します。
- 離脱期間:
- トリエットでロイドが連れ去られてから、シルヴァラントベースでボータと戦うまで。
- サイバックで連れ去られてから、グランテセアラブリッジで奪還するまで。
- ヘイムダールの村に初めて入った時から、出るまで。
コレット
ヒロインとして序盤から加入しますが、誘拐イベントなどで離脱が発生します。
- 加入: ゲーム開始時、イセリアの学校から出ようとするタイミングで加入します。
- 離脱期間:
リフィル
回復役として重要なキャラクターです。
- 加入: シルヴァラントベースでボータを倒した後、トリエットで要の紋を作ると加入します。
- 離脱期間:
- サイバックで連れ去られてから、グランテセアラブリッジで奪還するまで。
- オゼット崩壊後のアルテスタの家から、異界の門で再会するまで。
- ヘイムダールの村に初めて入った時から、出るまで。
クラトス
序盤の主要メンバーですが、中盤以降はルートによって扱いが大きく異なります。
- 加入: マーテル教会聖堂でのヴィーダル戦の最中に加入します。
- 離脱期間:
- トリエットでロイドが連れ去られてから、シルヴァラントベースでボータと戦うまで。
- シルヴァラントの救いの塔へ移動した後、長期離脱します。
- 再加入: クラトスルートを選択した場合のみ、ダイクの家でマテリアルブレードを作った後に再加入します。それ以外の場合は、特定のイベントでのゲスト参加を除き再加入しません。
しいな
好感度によって加入時期が変化する特殊な仕様を持っています。
- 加入:
- 好感度3位以内: ルイン崩壊後の噴水前イベントで加入します。
- 好感度4位以下: アスカード人間牧場(1回目)を脱出した後に加入します。
- ボルトマンルート: 通常ルートとは異なる順序で攻略した場合、通常よりも早く加入することがあります。
- 離脱期間:
ゼロス
テセアラ編からの主要メンバーです。
- 加入: メルトキオでテセアラ王と面会した後、教会で加入します。
- 離脱: クラトスルートを選択した場合、救いの塔地下へ行く前に永久離脱します。
プレセア
テセアラ編で仲間になる強力なアタッカーです。
- 加入: メルトキオでテセアラ王に面会する前、教会で加入します。
- 離脱期間: 初めてオゼットに戻った時から、トイズバレー鉱山で抑制鉱石を入手してオゼットへ戻るまで一時離脱します。
リーガル
特定の街中でのみ離脱する特殊な仕様があります。
キャラクターの特徴と役割
各キャラクターの戦闘における役割や評価は以下の通りです。
- リフィル (Sランク)
- 唯一の味方全体回復術(ナース、リザレクション)を持ち、強力なボス戦では必須級の安定感を誇ります。
- 無属性以外の全属性を半減・無効化できる強力な防具「スピリットローブ」を装備可能です。
- プレセア (Aランク)
- HPと攻撃力が高い近接アタッカーです。動きは遅いですが一撃が重く、戦闘不能になりにくいためCPU操作に向いています。
- ゼロス、クラトス (Aランク)
- 近接攻撃、遠距離術、回復をこなす魔法剣士です。防御力が高く、属性耐性防具も多いため倒れにくいのが特徴です。
- ロイド (Aランク)
- 移動が速く、多彩な近接技でコンボを繋げやすい初心者向けの前衛アタッカーです。
- コレット (Aランク)
- 近距離技と遠距離天使術を使い分けます。味方の攻撃・防御を上げる支援術や、アイテム入手関連のスキルが優秀です。
- リーガル (Bランク)
- 空中技や対空技を連携させる特殊な格闘タイプです。自身への回復も可能ですが、他人への回復は距離によって効果が落ちるため不向きです。
- ジーニアス (Bランク)
- 多属性の攻撃術を操るアタッカーです。術の威力は知力に依存するため、武器による性能差が出にくい特徴があります。
- しいな (Cランク)
- 近接攻撃と召喚術を使用します。終盤は遠距離攻撃手段が減る点や、攻撃力補強のために属性耐性装備を犠牲にする必要がある点がネックとなりがちです。
獲得できる経験値について

『テイルズ オブ シンフォニア』における戦闘後の獲得経験値は、敵が本来持っている「基礎経験値」と、戦闘内容(コンボ数)に応じて加算される「ボーナス経験値」の2つの要素で構成されています。効率的にレベルを上げるためには、これら2つの仕組みを正しく理解し、装備品やEXスキル、そして戦闘中の立ち回りを意識することが重要です。
獲得した経験値は、戦闘に参加したメンバーだけでなく、待機中の非戦闘メンバーを含むパーティー全員に加算されます。ここでは、経験値が増減するルールや計算の仕組みについて詳しく解説します。
基礎経験値の変動とレベル補正
敵を倒した際に得られる「基礎経験値」は固定ではなく、パーティーの現在のレベルに応じて変動する仕様となっています。具体的には、パーティーのレベルが敵よりも高くなると獲得できる経験値に補正がかかり、減少していく仕組みです。レベルが高くなりすぎると、獲得経験値は最大で50%まで減少してしまうため注意が必要です。
そのため、効率的に経験値を稼ぐためには、自分よりもレベルが高い敵を倒し続けることが基本原則となります。特に序盤から中盤にかけては、その時点で最も強力な敵が出現するエリアで集中的に戦闘を行うのがおすすめです。
コンボによるボーナス経験値の仕組み
戦闘中に敵に連続して攻撃を当てた回数(ヒット数)に応じて、「ボーナス経験値」が加算されます。ボーナス経験値の計算式は「基礎経験値 × ヒット数%」となっており、ヒット数がそのままボーナスのパーセンテージとして基礎経験値に上乗せされます。
このボーナスの上限は100ヒット(100%)まで設定されており、戦闘中に100ヒットを達成すると基礎経験値と同額のボーナスが加算され、結果として通常の2倍の経験値を獲得することが可能です。
重要な点として、獲得経験値を増加させる装備品(ダークシール、デモンズシール等)やEXスキル(EXPプラス等)の効果は、あくまで「基礎経験値」のみに適用されます。コンボによって発生した「ボーナス経験値」は、これらの増加効果の対象外であることを理解しておく必要があります。
ワールドマップとフィールドで出来ること

本作の世界は「シルヴァラント」と「テセアラ」という2つの世界で構成されており、メインストーリーを進めることでこの2つの世界を自由に行き来できるようになります。ワールドマップ上にはダンジョンやタウン(街や村)が点在しているほか、探索によって発見できる宝箱や、キャラクターとの会話が発生するポイントなど、様々な要素が配置されています。
フィールドでの移動中は、プレイヤーが動くと敵シンボルも動く仕様となっているため、敵の動きを見て避けることで戦闘を回避することが可能です。また、タウンやダンジョンの中とは異なり、フィールドマップ上ではメニューを開けばいつでもセーブが可能ですので、こまめに記録を残すと良いでしょう。
ワールドマップの基本機能
現在地や過去に訪れた場所を確認するために、マップ用の貴重品を活用するのがおすすめです。メインストーリーを進めることで、シルヴァラントでは「シルヴァラントマップ」を、テセアラでは「テセアラマップ」を必ず入手できます。
大筋のストーリーは固定されており、貴重品を所持していないなどの理由で、攻略順序から外れたダンジョンには入れない仕組みになっています。最初は移動範囲が限られていますが、物語の進行に合わせて移動手段が増え、行動範囲が広がっていきます。
フィールド上の探索要素
フィールド上には、通常の移動だけでは見逃しやすい重要な要素が存在します。特に以下の「宝箱」と「フィールドスキット」は、徒歩での移動中にのみ発見・利用できるため注意が必要です。
宝箱 フィールド上の宝箱からは、特殊な「その他装備」や「EXジェム(LV1~LV4)」が入手できます。強力な武器や防具は入っていませんが、キャラクター育成に役立つアイテムが手に入るため、積極的に回収するのがおすすめです。中には森の中に隠れていて見えにくいものもあるため、くまなく探索することが重要です。 なお、後述する「レアバード」や「ノイシュ」に乗って移動している間は、宝箱を発見・入手することができません。探索をする際は必ず徒歩で移動する必要があります。
フィールドスキット フィールドにある「光の輪」に入ると、ロイドと特定のキャラクターによる1対1の会話(スキット)が発生します。スキット中に発生する2択の選択肢で好意的なものを選ぶと、相手の好感度を上昇させることができます。 シルヴァラントとテセアラに各20箇所、合計40箇所存在します。これらは徒歩で移動している時のみ発生し、乗り物に乗っている状態では発生しません。
道標の石碑 フィールドにある岩のシンボルで、シルヴァラントに7個、テセアラに5個設置されています。これに触れることで、その管轄エリア内で「ノイシュ(ロングモード)」に乗って移動できるようになります。レアバードに乗った状態でも調べることが可能です。
移動手段の種類と特徴
物語の進行に応じて利用できる移動手段が増えていきます。それぞれの特徴を理解して使い分けるのが効果的です。
徒歩 最も基本的な移動手段です。移動速度は遅いですが、フィールド上の宝箱やフィールドスキットを発見できる唯一の移動手段であるため、探索を行う際には徒歩で移動する必要があります。
ノイシュ(ロングモード) ロイドのペットであるノイシュに乗って移動するモードです。徒歩よりも移動速度が速く快適です。エリアごとの「道標の石碑」を調べておくことで使用可能になります。 ノイシュ搭乗時は、こちらが動くと敵も動く仕様を利用して敵シンボルを簡単に避けることができるため、戦闘の可能性を非常に低く抑えることが可能です。ただし、移動中は宝箱やフィールドスキットが見えなくなる点には注意が必要です。
エレカー(エレメンタルカーゴ) テセアラの世界でのみ利用できる、海上を移動するための乗り物です。海に面している「桟橋」で乗り降りが可能です。ウィングバックに縮小して持ち運べるため置き忘れの心配がなく、どの桟橋からでも使用できます。
レアバード 空を飛んで移動できる乗り物で、作中で最も移動速度が速い手段です。シルヴァラントとテセアラの両方で使用でき、徒歩で移動できる平地ならどこでも乗り降りが可能です。 入手後は、これまで行けなかった場所にある宝箱を回収しに行くと良いでしょう。乗っている間は宝箱やフィールドスキットは発生しませんが、道標の石碑を調べることは可能です。
2つの世界の行き来について
レアバードを入手しただけでは、まだ2つの世界を自由に行き来することはできません。レアバード入手後に「絶海牧場」をクリア(ボス「ロディル」を撃破)することで、世界間の移動が可能になります。
移動が可能になった後は、レアバードに乗った状態でシルヴァラントベースまたはテセアラベースの上空にある「青い光」に入ることで、もう一方の世界へ移動できます。
フィールドの移動手段について

テイルズオブシンフォニアのフィールド探索では、物語の進行状況に応じて複数の移動手段を利用できます。徒歩以外にも特定の条件を満たすことで利用可能になる乗り物が存在し、それぞれにメリットや制限があります。
状況に合わせて最適な移動手段を選ぶことで、冒険を効率的に進めることができるでしょう。ここでは、各移動手段の特徴と入手・使用条件について解説します。
徒歩
最も基本的な移動手段です。移動速度は標準的ですが、フィールド上に隠された宝箱や、好感度に関わるフィールドスキット(光の輪)を発見するためには、徒歩で移動する必要があります。探索を重視する場合は、徒歩での移動を基本とすると良いでしょう。
ノイシュ(ロングモード)
ロイドのペットであるノイシュに乗って移動するモードです。徒歩よりも移動速度が速く、快適にフィールドを進むことができます。
- 使用条件: 各エリアに設置されている「道標の石碑」を調べることで、その管轄エリア内でのみ使用可能になります。
- エンカウント回避: ノイシュ搭乗中は「こちらが動くと敵シンボルも動く」という挙動になるため、敵を簡単に避けることができ、戦闘になる可能性が非常に低くなります。
- 注意点: 移動中はフィールドの宝箱やフィールドスキットが見えなくなります。アイテム回収やスキット回収を行いたい場合は、ノイシュから降りる必要があります。
エレカー(エレメンタルカーゴ)
テセアラ世界でのみ利用可能な、海上を移動するための装置です。メインストーリーを進め、グランテセアラブリッジで「くちなわ」から入手することで使用可能になります。
エレカーは「ウィングバック」に縮小して持ち運べる設定のため、置き忘れる心配はありません。テセアラ世界に点在する「桟橋」であれば、どこでも呼び出して乗り降りが可能です。
レアバード
空を自由に飛ぶことができる乗り物で、作中で最も移動速度が速い手段です。シルヴァラントとテセアラの両方の世界で利用できます。
- 入手条件: テセアラベースでボス「ユアン&ボータ」を倒すと利用可能になります。
- 仕様: エレカー同様にウィングバックに収納されるため、徒歩で移動できる平地であればどこでも乗り降りが可能です。
- 制限: 乗った状態では、フィールドの宝箱やフィールドスキットを発見することはできません(道標の石碑は調査可能です)。
- 活用法: これまで地形に阻まれて行けなかった場所にも移動できるようになるため、入手後は未回収の宝箱を探索するのがおすすめです。
世界間の移動
レアバードを入手した段階では、まだ二つの世界を自由に行き来することはできません。
世界間を移動するためには、レアバード入手後に絶海牧場でボス「ロディル」を倒す必要があります。条件を満たした後、レアバードに乗った状態でシルヴァラントベースまたはテセアラベースの上空にある「青い光」に入ることで、世界を移動できるようになります。
道標の石碑とロングモードについて

フィールド上に点在する「道標の石碑」と、それを利用することで可能になる移動手段「ロングモード(ノイシュ搭乗)」について解説します。
道標の石碑はフィールドにある岩のようなシンボルで、これに触れることでそのエリア内での移動速度が向上する「ロングモード」が使用可能になります。特に移動手段が徒歩に限られるゲーム序盤において、広大なフィールドを効率よく移動するために重要な要素となります。
システムの概要と基本仕様
道標の石碑はシルヴァラント世界に7個、テセアラ世界に5個設置されており、それぞれに管轄するエリアが設定されています。
- ロングモードの解放:石碑に触れると、そのエリア内でロイドのペットである「ノイシュ」に乗って移動できるようになります。
- 使用エリアの制限:解放されたエリアの端まで移動すると、見えない壁のようなものにぶつかり、それ以上先へ進むことはできません。
- 説明イベント:イセリア地方の「救いの小屋」でシステムの説明を聞くことができますが、これを聞かなくても石碑を調べればロングモードは使用可能です。
- 報酬について:全ての石碑を解放しても、アイテムや称号などの報酬は一切ありません。移動が便利になるだけの機能です。
- レアバードとの関係:レアバード(飛行艇)に乗った状態でも、石碑を調べることは可能です。
ロングモード(ノイシュ搭乗)の特徴
ロングモードを利用することで、フィールド移動における快適性が大きく向上しますが、一部デメリットも存在するため使い分けが重要です。
- 移動速度の上昇:徒歩よりも速いスピードで移動できます。
- エンカウントの回避:徒歩時は敵シンボルがランダムに動きますが、ノイシュ搭乗時はこちらが動いた時だけ敵も動く仕様になります。そのため、敵を簡単に避けることができ、戦闘の可能性を非常に低く抑えることが可能です。
- 探索時のデメリット:移動中はフィールドにある「宝箱」や「フィールドスキット(光の輪)」が見えなくなります。これらを探索したい場合は、徒歩に切り替える必要があります。
シルヴァラントの石碑配置と推奨度
レアバードを入手する前の移動がメインとなるため、多くのエリアで活用するのがおすすめです。
- イセリア地方:石碑は存在しませんが、最初からロングモードが使用可能です。
- トリエット地方(推奨):シルヴァラントベースの東にあります。ベース脱出後に調べておくと、トリエットやオサ山道への往復に便利です。
- イズールド地方:イズールドの北にある橋の南西に位置します。場所が遠いため、わざわざ調べに行く必要性は低いです。
- パルマコスタ地方(推奨):ハコネシア峠の西にあります。パルマコスタ周辺を往復する機会が多いため、ハコネシア峠に訪れた際に調べておくと良いでしょう。
- ソダ間欠泉地方(推奨):パルマコスタ人間牧場の南にあります。初めて人間牧場を訪れた際に調べておくのがおすすめです。
- アスカード地方(推奨):マナの守護塔とルインの間にあります。バラクラフ王廟クリア後にルインへ向かう際などに立ち寄ると良いでしょう。
- ハイマ地方:ハイマの南にあります。通常ルートではあまり使用しませんが、ボルトマンルートで攻略する際は便利です。
- ねこにんの里地方:ねこにんの里の西にありますが、レアバードがないと行けない場所のため、調べる意味はありません。
テセアラの石碑配置と推奨度
テセアラでは石碑の位置が悪く、すぐにレアバードが入手できるため、活用する機会はほとんどありません。
- メルトキオ地方:フウジ山岳の東にあります。距離が遠いため、面倒であれば調べる必要はありません。
- サイバック地方:ガオラキアの森を北に抜けた先にありますが、ここに来る頃にはレアバードを入手しているため不要です。
- ミズホ・オゼット地方:雷の神殿の西にある孤島に配置されており、レアバード入手後しか行けないため活用機会はありません。
- トイズバレー鉱山地方:鉱山の北東(山の裏側)にあり、メインストーリーで訪れる必要のない場所です。
- アルタミラ地方:救いの塔の南にありますが、レアバード入手後しか調べられません。
称号とは?

『テイルズ オブ シンフォニア』における「称号」は、単なるコレクション要素ではなく、キャラクターの成長に直接関わる重要なステータス装備です。メインストーリーやサブイベント、特定の条件を満たした戦闘などで獲得でき、各キャラクターに応じた様々なものが用意されています。
称号には大きく分けて2つの種類が存在します。一つはレベルアップ時にステータスにボーナスが付与される「ステータス変動型」、もう一つは見た目が変化するもののレベルアップボーナスは付与されない「見た目変化型(着せ替え)」です。プレイを有利に進めるためには、これらの仕様を正しく理解して運用することが重要です。
レベルアップボーナスの仕組み
称号システムの最も重要な要素は、装備した状態でレベルアップした際に発生する「レベルアップボーナス」です。称号ごとに設定されたボーナス値が、基本の成長分に加えてステータスに加算されます。
ボーナス値の範囲は、HP・TPが「1~10」、力・防御・知力・回避・命中といったその他のステータスが「0.1~1」程度と設定されています。良い称号を装備して成長した場合と、ボーナスのない称号で成長した場合とでは、最終的な能力に大きな差が生じます。
特に注意が必要なのは、ゲーム開始時に装備している「初期称号」です。初期称号は全てのステータスボーナスが「0」に設定されているため、そのままレベルアップを続けるのは避けるべきです。何でも良いので、入手した別の称号にすぐに付け替えることが重要です。
ステータス画面の見方と色の意味
メニューのステータス画面で称号を変更する際、具体的なレベルアップボーナスの数値を確認することはできません。その代わり、現在装備している称号と比較して、ステータスがどのように変化するかを「色」で判別することが可能です。
- 緑色:現在の称号よりも上昇値が高い
- 赤色:現在の称号よりも上昇値が低い
- 白色:変動なし
ここで重要なのは、赤色の表示はステータスが下がる(マイナス補正がかかる)という意味ではないという点です。あくまで現在装備している称号と比較して上昇値が低いことを示しているだけであり、レベルアップボーナス自体にマイナス補正となる称号は存在しません。赤字を恐れずに、目的に合った称号を選ぶと良いでしょう。
おすすめの称号選びの方針
称号を選ぶ際は、「TP(テクニカルポイント)」が上昇する称号を優先して装備するのがおすすめです。
力などのステータスボーナスは上昇幅が小さく、レベル100程度の終盤になってようやく差が分かる程度です。一方で、TPは戦闘中に枯渇しやすく、最大TPの上昇は戦闘の有利不利に直結します。TPボーナスが「+1」であっても、レベルが30上がれば奥義や上位術がさらに1回使える程度の差になるため、効果を実感しやすいです。
序盤から獲得できるおすすめ称号
キャラクターごとに、加入後すぐに獲得できる難易度が低く、かつTPが上昇する有用な称号が存在します。これらを意識して獲得し、装備させておくと良いでしょう。
- ロイド:「命令させろ」(TP+1、知力+0.3)
- 戦闘中にメニューの術・技でL/Rに設定したショートカット行動を10回以上行うと獲得できます。ロイドはTPと知力が低いため、序盤から非常に有用です。
- コレット:「廊下は静かに」(TP+1、回避+0.1)
- コレットを操作して、ダッシュをせずに戦闘に勝利すると獲得できます。加入時点から狙えます。
- ジーニアス:「くるくるマジック」(TP+1、知力+0.2)
- ジーニアスを操作して、1回の戦闘で6属性(水・火・風・雷・土・氷)の術を使用すると獲得できます。最短でレベル11から獲得可能です。
- リフィル:「遺跡マニア」(TP+1、知力+0.2)
- メインストーリーの旧トリエット跡で必ず獲得できます。加入直後に入手でき、基本的にはこれを装備し続けるのがおすすめです。
- クラトス:「魔剣士」(HP+2、TP+1、知力+0.1)
- レベル20になると自動で獲得できます。
レベルが上がると「ソーサラー」(ジーニアス Lv20)や「輝光剣士」(ゼロス Lv40)など、より強力な称号を自動的に獲得することもあります。新しい称号を手に入れたら、こまめにステータス画面を確認し、より効果の高いものへ更新していくことが攻略の鍵となります。
好感度とは?

『テイルズ オブ シンフォニア』には、主人公ロイドに対する各キャラクターの好意度を示す「好感度」という隠しパラメータが存在します。この数値は戦闘能力などのステータスには直接影響しませんが、物語の展開や入手できるアイテム、称号に変化をもたらす重要な要素です。
特に、ゲーム終盤に発生する特定のイベントにおける選択肢や結果に直結するため、好感度の仕組みを理解しておくことは、希望するストーリー展開やアイテム回収を目指す上で非常に重要です。ここでは、初めてプレイする方が知っておくべき好感度の基礎知識や変動要因、そして最も影響を受けるイベントについて解説します。
好感度の基本仕様と確認方法
好感度はゲーム内で具体的な数値として確認することはできませんが、シルヴァラントの街「トリエット」にある「占い師の館」を利用することで、現在の状況を把握することが可能です。占い師に話しかけると、各キャラクターのロイドに対する好感度の高さを、「とっくにラヴラヴ」から「なんとも思っていない」までのセリフの目安で教えてくれます。
好感度が変動する主な要因
好感度は主に以下の行動によって変動します。
- ストーリー中の選択肢:物語の会話中に発生する選択肢によって、特定のキャラクターの好感度が上下します。会話を早く進めたい場合に○ボタンを連打すると意図しない選択肢を選んでしまう危険があるため、×ボタンを連打して選択肢で止まるように操作するのがおすすめです。
- サブイベント:各地で発生する特定のサブイベント内での行動や選択によっても変動します。
- フィールドスキット:フィールドマップ上に出現する「光の輪」に入ると発生する特殊なスキットです。ここでの会話には必ず2択の選択肢が出現し、好意的な方を選ぶと好感度が上昇します。選択を間違えても好感度が減少することはないため、積極的に活用することが重要です。
- 料理(非推奨):ロイドが料理を行うと、使った食材がキャラクターの好物か嫌いな物かによって好感度が±1変動します。しかし、変動幅が極めて小さいため、料理で好感度を調整するのは避けるべきです。
最大の影響要素「フラノール雪見イベント」
好感度が最も大きく影響するのは、ゲーム終盤に発生する「フラノール雪見イベント」です。このイベントでは、ロイドに対する好感度がパーティー内で3位以内のキャラクターの中から、一緒に過ごす相手を1人だけ選ぶことになります。
この時選択したキャラクターに応じて、イベント後に入手できる貴重なアイテムや称号が変化します。また、このイベントは最終的なパーティーメンバーを決定する重要な分岐点でもあります。
- クラトスルート:クラトスの好感度が3位以内で、かつ雪見の相手にクラトスを選んだ場合、最終的にクラトスがパーティーに加入し、ゼロスが離脱します。
- ゼロスルート:上記以外のキャラクターを選んだ場合、最終的にゼロスがパーティーに残り、クラトスは加入しません。
コレクター図鑑や称号をコンプリートするためには、周回プレイを行って全員分のイベントを見る必要があります。
キャラクターごとの好感度上昇傾向
キャラクターによって加入時期や初期値が異なるため、好感度の上がりやすさに差があります。
- シルヴァラント組(序盤加入):コレット、ジーニアス、リフィル、クラトス、しいなの5人は序盤から加入しており、好感度が上がる選択肢も多いため、自然と上位になりやすい傾向があります。特にコレットは初期好感度が高く設定されているため、意識して下げない限り上位に留まりやすいのが特徴です。
- テセアラ組(中盤加入):ゼロス、プレセア、リーガルの3人は中盤からの加入となるため、選択肢の絶対数が少なく、好感度が上がりにくい傾向にあります。ただし、プレセアとリーガルは救済措置として、フィールドスキットでの好感度上昇量が他のキャラクターよりも多く設定されています(プレセアは2倍、リーガルは3倍)。
効率的な好感度の調整方針
特定のキャラクターと雪見イベントを見たい場合は、そのキャラクターの好感度を上げるだけでなく、他の上位キャラクターの好感度を上げすぎないようにバランスを調整することが効果的です。1位から3位の好感度が突出して高いと、順位を入れ替えるのが難しくなります。
テセアラ組などの上がりにくいキャラクターを狙う場合は、メインストーリー中はフィールドスキットを温存しておき、雪見イベントの直前にスキットを消化して一気に好感度を稼ぎ、3位以内に押し上げる調整を行うのがおすすめです。
ソーサラーリングについて

ソーサラーリングは、最初のダンジョンであるマーテル教会聖堂で入手できる重要な貴重品です。キャラクターの進行方向に炎などを発射する機能を持っており、各地のダンジョンに仕掛けられたギミックを解くために必ず使用することになります。
ダンジョン内であればいつでも、どこでも使用可能です。基本機能としての炎だけでなく、特定の装置を使うことで様々な機能に変化させることができ、攻略の鍵となるアイテムです。
基本機能と戦闘回避テクニック
ソーサラーリングの最も基本的な機能は、前方に炎を発射することです。これはギミックの解除だけでなく、ダンジョン内の探索を有利に進めるためにも活用できます。
特に重要なのが戦闘回避機能です。フィールドやダンジョンを徘徊する敵シンボルに対してソーサラーリングの炎や電撃を当てると、敵シンボルが青くなり一時的に硬直します。この硬直中は接触しても戦闘にならないため、無駄な戦闘を避けて進みたい場合に積極的に活用すると良いでしょう。
機能の変換システム
各地のダンジョンには「ソーサラーリング変換装置」が設置されており、これを調べることでリングの機能をダンジョン特有のもの(電撃、水、風など)に変化させることができます。
- 何度でも切り替え可能: 装置を調べれば何度でも機能を切り替えられます。トイズバレー鉱山や雷の神殿のように、機能を切り替えながら進むダンジョンも存在します。
- 機能のリセット: 変換した機能は、ダンジョンを出るとデフォルトの炎に戻ります。そのため、あるダンジョンで変換した機能をそのまま別のダンジョンへ持ち越して使用することはできません。
ダンジョン別機能一覧
各ダンジョンで変換できる機能とその主な用途は以下の通りです。攻略の際はこれらの特性を理解してギミックを解除する必要があります。
- シルヴァラントベース / テセアラベース
- 機能: 電撃
- 用途: レイビット(機械の敵)やポールに電撃を当て、装置の電源を入れたり機械を起動させたりします。
- パルマコスタ人間牧場
- 機能: レーダー
- 用途: 隠されたアイテム、ブロック、通路、ワープポイントなど、通常は見えないものを可視化します。
- 水の神殿
- 機能: 水
- 用途: 水瓶に水を注ぎ込むことができます。
- バラクラフ王廟
- 機能: 風
- 用途: 風車に風を当てて回転させます。
- アスカード人間牧場
- 機能: 炎(長距離)
- 用途: 射程の伸びた炎で、コンベアの電源装置を破壊します。
- メルトキオ地下水道
- 機能: 縮小
- 用途: キャラクターの体を小さくし、クモの巣の上や細い通路を通行可能にします。
- ガオラキアの森
- 機能: 光の照射
- 用途: ツタに光を当てて除去します。
- トイズバレー鉱山
- 機能: 爆弾
- 用途: 道を塞ぐ大きな岩を破壊します。
- 雷の神殿
- 機能: 3色の電撃
- 用途: 3種類の変換装置があり、青・黄・赤のブロックをそれぞれの色の電撃で破壊します。
- 地の神殿
- 機能: 地震
- 用途: 岩を崩したり、木の橋を破壊したりします。なお、この機能を応用して自動稼ぎ(放置稼ぎ)を行うテクニックも存在します。
- 闇の神殿
- 機能: 暗闇
- 用途: 特殊な石像に暗闇を当てることで、押し引きが可能になります。
- イセリア人間牧場
- 機能: マナの照射
- 用途: 装置にマナを当てることで扉を開放します。
- ユミルの森
- 機能: 音
- 用途: 赤・青・白の花の上で音を鳴らし、色に応じた動物を誘導します。
- ラーセオン渓谷
- 機能: シャボン玉
- 用途: シャボン玉に入り、花から放出される風に乗って移動します。
隠しダンジョン「禁書の記憶」での運用
隠しダンジョン「禁書の記憶」では、ソーサラーリングの使用が攻略リソースである「封魔の魂炎」の増減に直結します。以下のルールを把握しておくことが非常に重要です。
- 封魔の魂炎の消費: ソーサラーリングを1回使用するごとに、封魔の魂炎が10減少します。無駄打ちは避けるべきです。
- 燭台への点火: フロア内の燭台に火を灯すと魂炎が40増加します(消費分を引くと実質+30)。これは魂炎を稼ぐメインの方法となるため、発見したら必ず火を灯すと良いでしょう。
- 青のフロアでの使用: 道を作る装置に向けて使用します。全ての装置に使うのではなく、行きたい方向の装置にのみ使用して消費を抑えることがポイントです。
- 炎の大きさ: 燭台に再度リングを使用して炎を大きくする挑戦も可能ですが、失敗時のリスク(魂炎の大幅減少)が高いため、クリア目的であれば避けるべきです。
関連リンク
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| 3.デリス・カーラーン編 | ||
